MiboPC

PCのリークなどを解説しています

新ミドルになるか?RX7600

今日発売のAMDの新ミドル帯のGPU

RX7600 8GBについて軽く解説します。

スペックは以下の通りです。

 

               RX7600

CU              32

VRAM         8(GDDR6)

バス   128bit

速度   476.0GB/s

電力   165W

価格   $269

AMDのスペック表を見ても分かりづらいと思うので、NVIDIA製のGPUを使って解説します。

RTX3060と比較すると、ラスタライズ性能は大きく上回っており、レイトレ性能は同じか下回るぐらいだということです。(ラスタライズは3060Tiに肉薄する)

VRAMは8GBでライトユーザーには十分です。

NVIDIAと違ってしっかりバス幅もあるため、少し解像度を上げるだけでしたらかなり戦えそうですね(VRAM足りないけど)。

価格は直前に299から269ドルに値下げされ、日本では五万円以下での販売開始です。

 

対するNVIDIAの4060は52000くらいからの販売と、価格で優位をとっています。

しかし、前世代のRX6700XTと価格がかなり近いため、もう少し値下げが必要だと思います。

ミドル帯で覇権をとるなら3万円台には入ってほしいですね。

4060と7600のどちらが覇権をとるのでしょうか、

 

 

 

噂のRTX4050

RTX4060Tiと一緒にリークされたNVIDIAのミドルローGPU
RTX4050の情報を改めて解説したいと思います。

 

まずスペックから

     RTX4050

      AD107?

CUDA               ?(2300~?)

VRAM              6oor8?

TDP                  ?(↓130W)

 

上記の通り、本当に噂レベルでしか情報は出回ってないですし、

本当に発売されるのかも怪しいです。(最近はNVIDIAゲーム用GPUよりAIにフォーカスしているし。。)

だかもし発売されるのであれば、さすがに前世よりそんなにスペックダウンは起きないだろうと思います。

CUDAコアは2300個ぐらいあれば前世代のRTX3050の性能を超えることはできると思いますし、そもそも、ミドルローエンド帯のGPUはエントリーゲーマに需要があると思うので、VRAM減少はそんなに痛くないと思います。

 

TDPもAdaだったら多少下がりますが、補助電源の有無はどうなるのでしょうか。

(本当に発売されるのか。。

 

RTX4060Tiのスペックが確定したようです

NVIDIAから発売予定のミドルレンジGPU、RTX4060TiのスペックがGeekbenchのテストから確定したようです。

Geekbenchから

        RTX4060Ti

CUDAコア    4352

最大クロック  2.54Ghz

VRAM                       8

 

ということが確定し、Geekbench上のスコアでは3060Tiを約9%程上回っていました。

しかし9%だけとなり、価格も7万円台となるとかなり微妙なグラボになりそうですよね。

今のうちに予算がある人は3060Ti買ってもいいかもしれませんね、、(現在約5.5万円)

2か月後にはRTX4060Ti 16GB版とRTX4060が控えていますが、どちらもあまり期待はできないでしょう。

            RTX4060

CUDAコア   3072

     クロック未定

VRAM          8

TDP                      115W

 

CUDAコアがかなり減っていますし、現行の3060Tiと同等かそれ以下になると思います。

値段次第ですが。

 

 

 

RTX4070が出てから一か月がたった。

NVIDIAのミドルハイ級GPU、RTX4070が4月13日に発売されてから一か月ほど経過しました。なお、肝心の4070はやはりあまり売れていません。

(性能はRTX3080 10Gと同じくらいの性能で200Wというワッパモンスターなのに。。)

 

ここで改めてRTX4070 12GとRTX3080 10Gのスペック解説をします。

RTX4070(3080)

CUDA 5888(8704)

メモリ GDDR6X 12G(GDDR6X 10G)

バス 192bit(320bit)

速度 21.0Gbps(19Gbps)

帯域 504GB/s(760GB/s)

RTコア 46基(68基)

TDP 200W(320W)

価格 $599($699)

 

このように、70世代としては性能やワッパに問題はないのですが、価格が前世代の$499から$100$値上げされたことで、あまり売れていないようです。

 

さらに日本では円安なこともあり、初値が99800円(OC版は10万越え)から始まり、日本では現在も在庫が潤沢です。(599をそのままレート変換すると81000くらいになるが、輸送費+aでかかっている)

 

参考までに2016年に発売されたGTX1080は、$599(9.1万)で発売され

2018年に発売されたRTX2080は$699(11,9万)で発売されました。

とはいえ、XX80帯は前世代のウルトラハイエンドを打ち負かすスペックだったので、

10万円というのは安く感じました。(1080>980Ti)(1080Ti>2080)

 

ただ今回は、前回のXX80世代とほぼ同等の性能で、価格も据え置きになってしまいました。(しかも4Kでは3080に負ける)

 

なお価格は発売日から8000円ほど下がって、現在は最安91800円です。

あと一万円ほど下がればもう少し買われるようになるのですかね。。。

 

 

RTX4060Tiは16GB版も存在する。

今月後半に予定されているRTX4060Ti 8GBの発売も間近ですが、

そんな中RTX4060Tiに16GB登場という新しいリーク情報が流れてきました。

上位のRTX4070の12GBを通りこしてしまうなんてどういうことなのでしょうか。

 

RTX4060Tiのスペックをおさらいすると、CUDAコアが4352、8GのVRAMに128bitのメモリバスを持つミドルクラスのグラボです(価格は7万円くらいでミドルじゃないけど。。)

TDPは160W1最近のグラボとしてはかなり抑えられています。

例として、

3060 170W

3060Ti 200Wとなっていて、どのグラボよりも低いです。

 

そんな中なんの意図だかわかりませんが、4060Ti 16GBを発売するのです。

高解像度対策にはバス幅が足りないので、そんなにFPS向上はできないと思います。

 

VRCやAI画像生成向けなのでしょうか。

今後の朗報に期待ですね